何年前ですかね?この「多様性」という言葉が流行ったのは。
ただ、これは私の個人的な考えなんですが…
政治家…ないしは官僚ならびに公的な立場の人や、もう偉くなってしまった知識人や芸能人、経営者などが”流行”かのごとく一斉にこの言葉を使うと妙に違和感を感じていた。
これは私の考えなのだが、日本の企業は国内外の専門家や学者から”同じ分野に参入する”とよく言われてたりする。
家電製品からカップラーメン、お菓子まで様々な分野で。
なので日本人の中では別に「多様性」という所謂”フレーズ(コマーシャリズム)”を立場のある人が旗振り的にテレビやインターネットで一斉に使ったりするのに違和感を感じる人もいるだろう。
それが逆に”作られた流行”という世俗的なものに繋がるのだろうと私は思っている。
ただ、誤解しないでほしいのだが”流行”の中にも”本物(本当に革新的なイノベーション)”があるので難しいのである。
ちなみにこれはある種の”直感”という感覚に近い(直観ではありませんよ)ので日々感じる違和感(アンテナ)を張り巡らせるしかないのである。
そして私は今まで”本物(本当に革新的なイノベーションや文化)”を経験したことが何度もある。
例えば”音楽”や”ファッション”に関して、ここ何十年かで様々なムーブメントがあったがそこにはある”細かな法則”があることに気づいているのはごく少数だろう(過去20年~30年にかけて)
そしてその”本物の流行(文化)”というのは”歳を取る”ということも言えるのかもしれません。
こういう言い方をすると「お前がひねくれてるだけだろう」と思う人もいるかもしれない。
ただ…”スタイル”を磨く。
抽象的ではあるが島国として”煮込まれた国”である日本人なら理解してくれると信じたい。