産経新聞からおもしろい記事があったのを思い出したので記事を書いてみます。
総合商社がアフリカに続々と進出する中で「双日」が即席めんを日本法人との協力ではないものの展開していくというニュースが飛び込んできた。
こう見ると「なんだ…日本のメーカーと組むんじゃないのか…」とガッカリされる方もいるかもしれないが、逆にこういう考えもできるのではないだろうか?
広義の意味で日本のファーストフードの代名詞といえば「ラーメン屋」や「立ち食い蕎麦」や「立ち食いうどん」なのではないだろうか?(回転寿司は一旦置いておこう)
もちろんマクドナルドやモスバーガーなども個人的に大好きなのではあるが国民的ファーストフードは違うように感じる。
アフリカに対してつまりこういうことなのだろうと邪推して考えてしまう。
即席めんを食べると「本物のうどんや蕎麦、ラーメン」が食べたくなるという2段構え、3段構えなのではないだろうか?(ベビースターラーメンという存在も然り)
いつものように記者として個人的な考えなのだが「試す」という意味では即席めんがいいのだと商社も判断したのだろう(価格も安いし味もいい)
そしてあえて言うとそこには当然中国資本も入ってきてるだろうが「国民同士の文化の交流(SNSも含めた)」という点では日本は「ラーメン」…インドは「カレー」この食文化の交流はもしかすると、とてつもないアフリカとの結束力を生み出す可能性がある(私はラーメンやうどんが受け入れられると信じている)
そしてもう一歩踏み込んで外枠から「富士そば」や「箱根そば」ラーメンの「武蔵」や「飯田商店」などの中堅チェーン店がアフリカに「乱入」してくると話はまた変わってくる。
蕎麦やうどん、はたまたラーメンにインドの「ミニカレー」が加わると強力な「セットメニュー」が生まれ、空腹という「レトリック」に包まれたアフリカ人を魅了することは間違いないだろう。
一体その先にはどんな景色が見えるのだろうか…。
余談ではあるが…ホリエモンのカレーパン屋である「小麦の奴隷」が妙に「静か」なのもダークホース的存在として不気味な雰囲気を漂わせる。
かつ丼、天丼、牛丼というクリーンナップが控えてることを考えると改めて日本の食文化の層の厚さに感服されると共に現場で調理をしている方達に感謝を申し上げたい。
https://www.sankei.com/article/20250816-BXNRZ7UYRJJ4HNZHSLNETQJUCI