これはNTTでやったディスカッションなのだろうか?
夏野さんも出てるし、村井先生も出てる。
興味深い点をいくつか。
ビル・ゲイツさんの話になって「PCがどんどん小さくなって~」というくだりで夏野さんは「勝った」と思ったみたい。
むしろ携帯電話が小さくなっていくプロセスの方が早いだろと。
夏野さんが言った通りになった。
ただ、今同じような話をするなら、私はもう一歩踏み込んで「ハードウェアの重要性」について「ハードウェアの専門家」が登壇してたらおもしろかったのではないだろうか?
例えばスマートフォンが出てきたことで、デジタルカメラや音響機器(ウォークマンetc)などがスマートフォンの中に吸収されていくプロセスであったことは間違いないだろう。
そして10年ぐらい前からの「仮想通貨」について。
「お金=情報」としてハードウェア(スマホ、PCなどのデバイス)とソフトウェア(OS→その中のアプリケーション)に組み込まれようとしている。
日本が今必要なのは、ただのそういった組み込み(embedded)だけではなく、ハードウェアとソフトウェアを一体で提供する広義の意味での「巨大なシステム」が必要なんだろうなと思う(DOCOMOのIモードは世界最大の携帯電話システムというのは有名)
そしてその巨大なシステム上で動くサービスが実はまだ出てきていないのではないだろうか?当然そこには「時間軸」も発生するのだろうが私はそこをチャンスだと思っている。
つまり「AI」によって人を使わない(コストカット)ではなく「新たな価値の創造」を実は目論んでいる。
そしてその中でAIが世界中を駆け巡っている中で「GPU」や「CPU」それに伴う冷却装置。そして無数に必要な「半導体」の存在。
ソフトウェアのみで進化するのは正直厳しいと思うし、どうしても売上げ(トップライン)が出し辛いのだろう(ハードウェア「マテリアル=物質」という存在に対しての消費者の”安心感”や所有欲に対しての”満足度”)
NTTが夏野剛さんや松永真理さんのような「アグレッシブ」な社員を抱え込めば、もしかするともしかするかもしれない…。