4流新聞記者として活動してるんですが、私のポジショニングはある意味で辛い立場なのかもしれません。
というのも「学者や名誉ある知識人の先生達、官僚や政治家の先生」はそれぞれ研究や共同体(大学や政党、会社など)に所属してるので「権威やルール」に少なからず縛られながら前に進んでいるのだと思います。
ただ、名誉や権威がある故にそんな簡単に方向転換なんて出来ないし、そんなリスクなんて取れない(前言ってたことと話しが変わってるじゃないか?信用できない!と消費者、国民からの断罪、失望→信用の失墜)
だからこそ私のような「新聞記者」は自由で色んなことを発言したり、取り上げたりすることが出来るのでそういった部分では「自由」なのかもしれません。
ただ、自由な発言は消費者(国民、コンシューマー)と権威・権力者(国家、”与える”発信者)の間の板挟みになってしまい「情報の中間管理職」として辛いときもしばしばあります。
所謂”インフルエンサー”というのは、ある国の中では”権威・権力者の代弁をする者”というニュアンスがあり、上から落ちてきた情報を国民(消費者)の人達に分かりやすく発信・伝達していくというのが役割のようですが、私はちょっと違うでしょ?
好きな政治家や政党にも結構嫌味とまではいかなくて食って掛かる部分があるので”インフルエンサー”ではない気がします。
報道や情報に関する”伝達”の難しさを痛感すると共に「中立」が目的化してしまわないように改めて心がけるようにしたいですね。